概要
このプラグインは、WordPressにHTMLファイルをインポートして投稿または固定ページを作成する機能を追加し、インポートした固定ページをサイトのトップページ(ランディングページ)として設定できます。
使い方
- このプラグインを有効化します。
- 管理画面の「HTML Import」メニューに移動します。
- 「HTMLファイル」でインポートしたいHTMLファイルを複数選択します。
- 「追加する種類」で「投稿ページとして追加する」または「固定ページとして追加する」を選択します。
- 「ページを追加」ボタンをクリックすると、HTMLファイルがWordPressにインポートされます。
- インポートされたページは下書きとして保存されます。
- 固定ページとしてインポートした場合は、「既存の固定ページ一覧」からトップページに設定したいページを選択し、「選択したページをトップページに設定」ボタンをクリックすることで、そのページをサイトのフロントページとして設定できます。
機能
1. HTMLファイルのインポート
- 管理画面に「HTML Import」というメニューが追加されます。
- ここから、HTMLファイルを選択してWordPressの投稿または固定ページとして一括でインポートできます。
- 複数のHTMLファイルを同時にインポート可能
- ファイル名がページタイトルとして使用されます(ハイフンやアンダースコアはスペースに変換)
- インポートされたページは下書き状態で保存されます
2. トップページ設定機能
固定ページとしてインポートしたページを、サイトのトップページ(フロントページ)として設定できます。
既存の固定ページ一覧
- インポート後、既存の固定ページ一覧が表示されます。
- 一覧には以下の情報が表示されます:
- ページタイトル
- ステータス(公開済み、下書き、承認待ち、非公開)
- 作成日
- 編集・表示リンク
表示されるHTMLの構造
インポートされたHTMLは、WordPressのブロックエディタ形式に変換されます:
<!-- wp:heading {"level":1} -->
<h1>見出し</h1>
<!-- /wp:heading -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>段落テキスト</p>
<!-- /wp:paragraph -->
<!-- wp:image -->
<figure class="wp-block-image"><img src="画像URL" alt="代替テキスト"/></figure>
<!-- /wp:image -->
<!-- wp:group -->
<div class="wp-block-group">
<!-- 内部のブロック -->
</div>
<!-- /wp:group -->
3. HTML変換の仕組み
<header>と<footer>タグがある場合、その間のコンテンツが抽出対象となります。- これらのタグがない場合は、
<body>タグ内のコンテンツが対象になります。 - 以下の要素が自動的にWordPressブロックに変換されます:
- 見出し(h1~h6)
→ 見出しブロック - 段落(p)
→ 段落ブロック - 画像(img)
→ 画像ブロック - リスト(ul, ol)
→ リストブロック - コンテナ要素(div, section, article等)
→ グループブロック - その他の要素
→ HTMLブロック
- 見出し(h1~h6)
注意点
- インポートするHTMLファイルは、
.htmlまたは.htm拡張子である必要があります。 - 同じタイトルのページが既に存在する場合、インポートはスキップされます。
- トップページに設定する際、該当ページが下書き状態の場合は自動的に公開状態に変更されます。
- テーマによっては、トップページ設定が正しく反映されない場合があります:
- 【推奨】Twenty Twentyシリーズ: トップページが正常に表示されます。
- 【推奨】Cocoon: テーマ設定で「フロントページタイプ」が「投稿ページ」になっている場合は、「固定ページ」に変更してください。プラグインが自動的に設定を試みますが、テーマの設定も確認してください。
- その他のテーマ: テーマによっては追加の設定が必要な場合があります。

